2011 年の振り返り
今年は自分にとって色々と転換点だったので、2011年を振り返ってみて、やったこと、思ったことなどをメモとして書いておこうと思います。
MacBook Air
今までメインで使っていた Thinkpad X61 の HDD が壊れたために、Apple Store の初売りセールで MacBook Air を購入しました。実はこれが自分にとって一番の大きな変化であり、これがなかったら今年の流れはなかったはず。
今では Mac なしの開発なんて考えられず、会社の PC も Windows から Mac に変えてもあるくらい好きになっていますが、実は1年前はまだ Mac 持っていなかったんですね、しみじみ。
Kinect
今年の前半の個人的な話題は Kinect であり、自分の勉強会 LT デビューも Kinect 関連でしたし、この後に書く Node.js との出会いもきっかけは Kinect でした。
去年から HTML5 の Canvas や WebGL などのビジュアライゼーション系の技術に興味があって、WebGL が Chrome で有効になったのを機に触っていたのですが、その時に目にしたのが以下の ndruger さんのブログです。
Kinectを使ってブラウザのWebGL内を動いてみた - 最高のコンピューティング環境とは?
上記のブログでは、Windows 環境でのデモだったので、これの Mac 版を作りたいと思ったのが Kinect + Mac の始まり。で作ったら、なんだか誰かに聞いて欲しくて、発表したのが以下です。
WebGL勉強会 第5回で発表して来ました - Scalaとlift のはずだった ・・・
Mac 買わなかったらこれ作らなかっただろうし、これ作らなかったら勉強会で LT とかすることはなかったと思うので、なんだか運命だなぁ、と思っています。最近 Kinect に関してはご無沙汰していますが、来年はハードを使った何かを作りたいと思っているので、触る機会を増やしたい思っています。
Node.js
今年の後半は完全に Node.js 一色でした。Node.js は去年までは「WebSocket サーバがすごく簡単に作れるもの」という認識でしかなく、Kinect のデモを作った時に、たまたま ndruger さんのデモで Node が使われていたのをきっかけに深く触るようになりました。で、ついには Kinect 枠で東京Node学園 1時限目で LT したのが、Node.js コミュニティの方と交流するきっかけになりました。
東京Node学園 1時限目で LT してきました - Scalaとlift のはずだった ・・・
あと、最初に作った npm モジュールは Kinect 連携の Native Module なので、意外と無茶してたと思います。
Kinect を操作できる Node.js モジュールを作ってみた - Scalaとlift のはずだった ・・・
この時点で Node.js の面白さに魅せられてしまって、いつのまにか 東京Node学園祭2011 の実行委員になっていました。こうした流れで実行委員の方を中心に Node.js に興味を持つ優秀なエンジニアの方と交流ができたのはとても有意義でした。
コミニティ活動には密かに憧れていたのですが、実際の活動としては参加できていなかったので、その夢が1つ実現できたことは、とても良かったと思っていますし、今後も継続していきたいと思います。
勉強会
去年から勉強会に参加するようになったのですが、今年は上記のように LTの発表、そして勉強会そのものの主催にもやりました。勉強会を主催するために、発表者の方に突撃したり、会場を借りるために色々模索したり、会社の会議室を使えるように上長と交渉したり、なんだか技術以外でも面白かったです。また、勉強会を通じて色々なエンジニアの方と交流が持てたのはとても良かったと思っています。
勉強会のLTや開催は、本当に世界が広がるので、みなさんホントに挑戦してみると良いと思います。
以下、一部重複も含みますが、今年に自分がやった LTと主催した勉強会に関連するリンクです。
LT
主催
まとめ
というわけで、今年は「HTML5」への興味から始まって、Node.js までの流れは以下のような感じでした。
(HTML5) -> JavaScript -> WebGL -> Kinect -> WebSocket -> Socket.IO -> Node.js
来年は Node.js から何につながっていくのか楽しみです。