はじめてのScala その1 インストール編
Scalaという言語がなんかすごいらしいので、勉強してみることにした。
1時間くらい調べた範囲でのScalaの特徴
- JVM上で動く
スクリプト言語で、Java <=> Scalaの相互呼び出しが可能 - 実行速度はJavaとほぼ同等で、他のスクリプト言語 on JVM(JRubyとか)より格段に速い
- 静的型付けで、関数型と手続き型の両方をサポート
- lift Web FrameworkというWebフレームワークもある
調べるだけだと飽きたしまうので、初日の今日はとりあえず環境設定して動くところまでもっていいくことを目標にする。(ちなみに導入環境は Windows XP SP2)
1. コンパイラとってくる
Scala websiteからダウンロード。
2008/05/28時点での最新版は 2.7.1.final
何種類かパッケージがあったが、よくわからなかったので、とりあえず一番上の lzPack Java Installer を落としてみた。
2. インストール
落としてきたファイルをダブルクリック。
後は全部デフォルト設定で「Next」を連打。
インストーラーが環境変数(SCALA_HOMEを新規追加, PATHにSCALA_HOME\binを追加)まで追加してくれる。便利♪
ちなみにSoftwar Requirementに↓のように書いてあるので、JREをインストールしていない人は事前に入れておくこと。
The Scala software distribution is best installed on a Unix or Windows system. It requires version 1.4 or later of the Java 2 Runtime Environment (e.g. JRE from Sun or JRE from IBM).
3. 動作確認
コマンドプロンプトを起動して次のように入力。
scala
すると、インタープリターが起動する
Welcome to Scala version 2.7.1.final (Java HotSpot(TM) Client VM, Java 1.6.0_06) . Type in expressions to have them evaluated. Type :help for more information. scala>
4. Hello World! してみる
意味はないけど、定番のやつをやってみる。
scala> print("Hello, world!"); Hello, world!
動いた!!
とりあえず、今日はここまで。
明日からは文法について調べてみることにする。